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3日目 ベネチア 

[どんとこいや~]
余裕ぶっこいて遅めの9時起床。いえーい、超天気良い~!!らららら~超気分良い~!!

朝食も昨夜遅い時間に食べたので、少な目で済ます。なんとなく、質素な朝食が良く思えてきた。
今日は予約をした施設は無いので、ゆっくり準備をしてホテルを出発。

天気がいいからかな?昨日よりもバス乗り場もごった返してる。
今日も1日券を買ったが、3日乗り放題というのもあった。こっち買った方がお得だったなぁ。既に観光客でグッチャグチャのリアルト橋で船を下りる。


リアルト橋

リアルト橋周辺は色々なお店が集まっていて、ベネチアで一番賑やかなところ。よってこの周辺はスリが多いらしいので要注意。と思っていたら相方が怪しい3人組を見つけた。固まってターゲットを物色するように周囲を見ていたら、急にバッと散ったらしい。「後ろの人…怪しい、気をつけてね」 そう言いながら相方がジーっと見ていたら何処かに行った。ホント、油断できないなぁ。

素晴らしい眺めに浸りまくりボーっとすること数十分…。思う存分写真も撮って、いざ歩いてサン・マルコ広場へ出発。

広場へ続く道も判りやすく、繁華街だけあって道沿いはとても賑やか。そこには路上販売の怪しい連中も多数出没していたが、その売り方が笑えた。だってさ、パッチもんのブランドバックを道に直置き。シートを敷くでもなく、汚れている道に直よ。あんなの買う奴いるかって。

広場に着いてみて昨日との差にビビッた。すっげー混雑してる。団体客が固まって道を封鎖していて避けるのが大変。ここまでとは…さすがサン・マルコ!!恐るべし!!


サン・マルコ広場


サン・マルコ寺院

どっこい人出の割にサン・マルコ寺院は空いていたので見学することにした。チケットを買って、ようやく順番が回ってきたら、リュックの持込が禁止されてた。仕方ないので近くの荷物預かり所までダッシュで行くとチップという名の預かり料で1ユーロ…。むむむ…なんか釈然としない。

サン・マルコ寺院には色々と展示されていたけど、やっぱりこの寺院自体が凄い。
外観も凄いが、内部は更に凄かった。全体の絵が細かいタイルを張り合わせて描かれていた。イタリア人でもこういう細かい作業できるんだ。いや、凄い。


ベランダから。伝わるかな?

さらに進むと、1,5ユーロ払うと入れる宗教的にコアな場所があったが、フランスで一度過ちを犯しているから遠慮した。

ちなみに、ここでも係員は携帯でメールしていてやる気なし。座っているだけで仕事になるんだからいいよなー。

ベランダに出ると広場が一望できる。みんなパシャパシャ写真とりまくり。相方がキレイな人にシャッターを押すように頼まれた。そのカメラはおいらに回ってきたので、気合入れて撮りました。

[がっつき]
ランチを昨夜のディナーと同じ店に行く。今日の担当はガタイの良いおじさん。そつなくこなしてくれたんだけど、最後の会計をカードで頼んだら、持ってきた明細のチップの個所と合計額が空欄になっていて、「オココロヅケ」とぬかして来やがった。

ったく。催促されなくても払うっつーの!!料理は美味しかったのに、オヤジのせいでテンションがた落ちだぞボケー!!何処の国でもがっつく野郎は見苦しい。あーヤダヤダ。昨日の兄ちゃんが良かったわ。


ここのパスタは美味しかった

ラビオリっす

  
次にドド~ンとそびえ立つ大鐘桜に突撃。
てっぺんまではエレベーターでいけるので楽勝。チケットを買ってエレベーター内にいる係員に渡すと「ビリッ」とチケットを半分破る。そいつが行き先ボタンを押すと、驚きの行動をとったのだ。

野郎、社内報告書を書くように[クロスワードパズル]を堂々とやりはじめたのだ!!
これには俺たち以外の人も苦笑するしかないって感じ。ホントやる気ねぇ、わっけわかんねぇ。


ささえるのだっ

しかし、そんな思いもすぐに吹き飛ぶ。
エレベーターのドアが開いた瞬間…言葉を失った。絶景…。気が付くと歓声と拍手が捲き起こってたっぺさ。
 
すっげえ。ただただボーっとするのみ。本当に屋根が全部オレンジ色。すっげえよ。


景色を観て、素で感動しちゃった
 
しかし、強風が吹き付けて寒さ倍増。あまりもツラさに15分が限界。もっと暖かければ30分は居たかった。ああ、残念っ。
 
お散歩して船に揺られてゆーらゆら。はぁ~、ただ船にのって景色を見ているだけでいい。それだけで幸せ。一度ホテルに戻ってくつろいでから夕食に向かう。はずがまたまた二人で3時間爆睡。
 

バスの後部座席は特等席

 
[素晴らしい夕食]
今日の夕飯はリアルト橋から徒歩5分あまり、ちょっと路地裏で暗いところにあった[アンティーカ・ステリア・ルーガ・リアルト]ってお店。
 
店内には観光客っぽい人は皆無。やっぱり夜は来づらいのかな。メニューもイタリア語でオンリー。メインディッシュはどうにか判るが、前菜のメニューが全くちんぷんかんぷん。「うーん、これなんだろうねぇ」と考えていたら店員の兄ちゃんに「こっちにおいでおいで」と呼ばれた。
 
行ってみると盛り合わせの料理が大皿にこんもり盛られて陳列されており、好きなものを選ばせてくれた。すばらしい!!ナイスだぜ兄ちゃん!!(この兄ちゃん、とてもノリが良くて優しくてすばらしかった)
 

盛り合わせ~


ラザニア~
 
選択したラザニア、ボンゴレ、パスタはもう少し固めが好みだったが、伸びている訳ではないので問題無し。次々と運ばれてくる料理に至福を感じる。
グラスワインも1ユーロからあった。ここならボッたくることは無いと思いオススメをお願いすると、グラスに並々と注がれた白ワインが出てきた。(ちなみに2ユーロ=270円)ほどよい辛口で飲み易くて美味しかったぁ。
 
締めはデザートとカフェラテ。これも完璧。あぁ、こういう店にはチップを弾みたくなる。
 

見た目もキレイでした

 
全て頂いてホゲホゲしていると「BARはまだやっているよ」と言われた。BARに行ったら確実に泥酔死が待っている。名残惜しいがライトアップされたサン・マルコ寺院も見たいし席を立った。
 

兄ちゃんが撮ってくれたっぺ

 
勘定を終えて「Era molto buono」(とても美味しかったです)と言うと、通じたらしく手を差し伸べられてガッチリ握手。その光景を見ていたおっさんや兄ちゃんも笑顔で声をかけてくれて良い感じだった。ほんとでとても過ごしやすくて良いお店でした。

 
ウキウキして目指したのに、着いたらガッカリ。大してライトアップされてないじゃん。人も疎らでハトすらいない。絵を売る人と花を売る人がいるだけ。数えたら売り手の方が多いんじゃないか?つまんないので速攻でUターンさ。 
 

バスを待つ相方をパチリ

 
ホテルに着いてビックリ。入口が閉まってやんの。「何これ~締め出し?」相方の叫びもごもっともです。一応インターフォンがあって押したらすぐに出てきてたけど、おっちゃん、完全に寝ぼけてたね。
27号室なのに26号室のキーを渡すし、違うという指摘にも3秒くらい理解できずに固まってた。夜はまだ長いぞ!!

 
部屋に戻ってバスタブに湯を張り、ほんわか~と体の芯から温まる。そのまま冬眠するかのごとく爆睡へ突入。おやすみなさい。

 
[アンティーカ・ステリア・ルーガ・リアルト]
路地裏になるので周囲は少々暗いが、野郎と一緒なら問題無い。でも女性だけで探し回るのはちと危険かな。昼間のうちに場所を確認しておくと良いかな。


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